『週刊文春WOMAN』2025夏号発表!
2025年6月23日、株式会社文藝春秋から新刊『週刊文春WOMAN』が発売されました。今号では特集として「人生後半のお金」をテーマに掲げ、現代の若い世代におけるお金の使い方や考え方が取り上げられています。また、表紙を飾るのは香取慎吾さんが26作目にあたるイラスト「en」を手がけています。彼自身も今回のインタビューでお金に対する自身の考えを率直に語っています。
香取慎吾:音楽とお金観
香取さんは2016年にSMAPの活動が終了した後、ソロアーティストとして初の全国アリーナツアーを開催中です。インタビューでは「グループとしての活動が終わった際、ステージを一度は降りたが、歌うことをやめるつもりはなかった」と明言し、今のステージにおける「生の感覚」に強いこだわりを持つ理由についても述べています。また、特集に合わせて自らのお金観にも触れており、年代が異なる視点からの金銭感覚の変化についても鋭い分析を行っています。
稲垣吾郎と金原ひとみが語る“性と正義”
次に注目すべきは、稲垣吾郎さんの連載「談話室稲垣」における金原ひとみさんとの対話です。二人は金原さんの最新作『YABUNONAKA-ヤブノナカ-』をもとに、“性と正義”という複雑なテーマを掘り下げて話し合いました。性的権力が問題視される昨今、過去の事件を基にそれぞれの体験や感じた真実を率直に語り合い、現代に生きる女性たちが直面する問題を浮き彫りにしました。
金原さんは「同じ事件でも、立場によって捉え方が大きく変わることが自分の実感としてある」とし、過去のセクハラ事件などについて詳細に触れています。稲垣さんもこれに賛同し「まさに芥川龍之介の短編『藪の中』のように、見方によって異なる真実が存在する」と語ります。ふたりの深い対話が今の社会が抱える問題を浮き彫りにしました。
三浦友和が語る半生と家族への思い
さらに、カンヌ国際映画祭に出品された映画『遠い山なみの光』に出演した三浦友和さんへのインタビューも行われました。彼はいわゆる「芸能界の重鎮」として、若い世代からも憧れの存在です。10代の頃から俳優としての道を歩んできた彼は、夫婦や子育てについても深い愛情を語っています。
三浦さんは「俳優としてうまくいかなかった時期もありましたが、その時期に子育てを楽しむことで不安を感じることはなかった」とジムに通って体を鍛える様子や、亡くなる友人が増えてきたことに対する思いを率直に述べています。「終活」という言葉には抵抗感があるとし、自分自身が直面する現実を冷静に受け入れる姿勢が印象的です。
【まとめ】
今号の『週刊文春WOMAN』は、香取慎吾の金銭感覚や稲垣吾郎の深い対話、三浦友和の人生観を通じて、現代社会のさまざまな問題を考察する非常に興味深い内容になっています。ぜひご一読ください!