舞台『ハロルドとモード』が2025年秋に上演決定
Travis Japanの七五三掛龍也が、新たにハロルドの役を務める舞台『ハロルドとモード』が、2025年の秋に東京・EX THEATER ROPPONGIと大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演されることが発表されました。本作は、黒柳徹子のライフワークとして2020年より舞台化され、今回で6回目の上演を迎えます。
この作品は、1971年にアメリカで公開された映画を原作にしています。コンセプトは、生を全うする79歳の女性・モードと、死に執着する19歳の少年・ハロルドとの出会いを描いたもの。暗い世界に生きていたハロルドが、モードと交わることで“生きること”の喜びを知る様子が、ユーモアと詩情満載に描かれています。
キャストと役柄
モード役を引き続き務めるのは、黒柳徹子です。1977年に本作と出会い、40年以上のキャリアの中でモードという役は彼女の人生そのものを体現してきました。新たにハロルド役を演じる七五三掛龍也は、これまでに生田斗真や藤井流星、佐藤勝利、向井康二、松島聡といった名優たちが継いできた役を担います。彼は、19歳のハロルドを演じることで、若い観客にも共鳴する演技を見せてくれることでしょう。
共演には、森迫永依や前野朋哉、松尾貴史、和久井映見といった実力派が揃います。これにより、物語の深みが増すことでしょう。それぞれがキャラクターの異なる死生観を表現し、舞台に豊かな余白を与えます。
演出家G2の思い
初演から携わる演出家・G2は、「この作品が毎年上演されるのは徹子さんの熱意と、彼女自身の魅力に加えて、出演者の生のセッションが観客を魅了するから」と語ります。彼の手による舞台は、ピアノの生演奏や独自の美術、照明で織り成される世界観が観る者の心を掴むことでしょう。
コメント飛び交う
G2は「モードの哲学が心に染み渡る舞台です。観客が生きる素晴らしさを感じられる体験を用意している」と述べています。また、黒柳は「ハロルド役の七五三掛龍也さんとの共演を楽しみにしている」と語り、七五三掛は「大きな挑戦となるこの役を全力で演じる決意を新たにしています」とコメントしています。
上演概要
2025年の上演について、東京公演は9月30日から10月10日、そして大阪公演は10月16日から19日まで行われます。チケットは今後公式サイトで案内されます。ぜひ生の舞台を体験しに足を運んでください。
公式サイトはこちら。
この舞台が伝える“生”のメッセージが、全ての観客の心に響くことでしょう。ぜひご期待ください!