「週刊文春」が大幅リニューアル!
2025年9月4日、株式会社文藝春秋が発行する「週刊文春」がリニューアル号を発売しました。今回の号から、48年にわたり表紙を飾ってきた和田誠さんに代わり、広島出身の気鋭のイラストレーター・髙橋あゆみさんが新たな表紙を担当します。髙橋さんは多摩美術大学と桑沢デザイン研究所を経て、2023年に独立した若手アーティスト。このリニューアル号の表紙には、前任者である和田さんの最終号が使用していた「エアメール」をモチーフに、鮮やかな色彩で新しいスタートを切るイメージが表現されています。
今後、表紙を担当するイラストレーターは3カ月ごとに交代し、国内外の新進気鋭のアーティストによる季節感あふれる作品が楽しめるようになります。新たな表紙とともに、誌面も大幅に刷新され、中身がパワーアップしたことが特徴です。
充実した内容と新連載6本
リニューアルに伴い、新しい特集や強力な連載がスタートします。まず、注目すべきは新連載の数々です。人気作家・東野圭吾の「ガリレオ」シリーズ最新作「日常る(つづける)」や、村山由佳による文春記者が登場する小説「GAME―ゲーム―」が連載開始。また、綿矢りさによるエッセイや中丸雄一の特別企画、三宅香帆の「令和新語採集」など、バラエティ豊かな内容が揃っています。
さらに、本郷和人によるインテリジェンスをテーマにした連載も見逃せません。
このリニューアル号では、話題の特集と共に、著名人のインタビューも行われます。中でも、賭博胴元であるM・ボウヤーや淺井咲希の告白、さらには東京メトロ全線で実施される中吊り広告など、目が離せない内容ばかりです。
編集長の意気込み
編集長の竹田聖氏は、リニューアルについて「出版業界は厳しい状況が続いているが、週刊誌にはまだまだ可能性がある」と話し、読者が楽しめる誌面を目指していると強調しました。また、最新ニュースや直撃取材、苗字の記事のクオリティを高めるため、デザインやフォント、レイアウトを見直す取り組みも進めています。
リニューアルの背景
1959年の創刊以来、週刊文春は多様な情報を提供し続けてきました。リニューアル号では話題性のある特集やインタビュー、スクープを取材することで、より深い知識を提供する姿勢を貫きます。この1冊を通じて、読者は多角的に情報を得られることが期待されます。
「週刊文春」はリニューアル号を皮切りに、ますます充実した内容を提供し続けることでしょう。今後の展開に是非ご期待ください