史上最もドラマティックなミュージカル『薔薇王の葬列』が2025年に上演決定！

ミュージカル『薔薇王の葬列』上演決定

シリーズ累計200万部を超える人気作品、菅野文の原作によるミュージカル『薔薇王の葬列』が2025年4月に上演されることが決まり、注目のキービジュアルが公開されました。この美しいポートレートには、主なキャストである飛龍つかさ、RIKU（THE RAMPAGE）、冨岡健翔が登場しています。

映画化された歴史ファンタジー

『薔薇王の葬列』は2013年から2022年にかけて秋田書店の「月刊プリンセス」で連載されてきた歴史ファンタジー漫画です。本作は中世イングランドの薔薇戦争時代を舞台に、男女二つの性を持って生まれた主人公リチャードの運命を描いています。このストーリーは2022年に連続2クールでテレビアニメ化されたことでも話題を呼び、スピンオフ作品も多数登場しています。

キャストの豪華な顔ぶれ

2025年4月19日から27日にかけて上演される本ミュージカルでは、リチャード役を宝塚歌劇団花組男役スターの飛龍つかさが、ヘンリー役にはダンス＆ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のボーカル、RIKUと冨岡健翔がWキャストとして挑みます。また、アン役にはAKB48元メンバーの小田えりなが、エドワード王太子役にはYOSHIKIがプロデュースするグループ「XY」のKANJI、エドワード役には舞台で活躍する山田ジェームズ武が出演します。

その他、ジョージ役は北海道を中心に活動するボーイズユニット「NORD」の舟木健、ケイツビー役にはミュージカル『薄桜鬼』で知られる川上将大が登場。またマーガレット役には天寿光希、ヨーク公リチャード役は総合演出・振付も担う良知真次が演じます。これだけでも豪華なキャストが揃った本作、どのような演技が繰り広げられるのか期待が高まります。

魅力的なストーリー

物語の舞台は中世イングランドの薔薇戦争の真っただ中。リチャードは生まれつきの秘密を抱えており、実の母からは疎まれつつも、父親からは深い愛情を受け育ちます。彼の願いは、父・ヨーク公が王冠を手に入れること。しかしその願いは、イングランドに大きな波紋を呼ぶことに。

物語は、戦争の中で出会った不思議な青年・ヘンリーとの関係を通じ、王冠と愛、そして自己のアイデンティティとの狭間で苦悩するリチャードの姿を描写します。彼の選択が、イングランドの運命を大きく変えることになるのです。