今江大地主演!『CASH ON DELIVERY』プレビュー公演の魅力
イギリスの人気脚本家、マイケル・クルーニーによるコメディ『CASH ON DELIVERY』。本作はウソと勘違いが交錯する中で繰り広げられる抱腹絶倒のストーリーで、これまで世界中で上演されてきました。今回は、今江大地がエリック役を務め、松本幸大、古畑奈和、佐藤匠、田野聖子などの豪華キャストが揃いました。新たな笑いが誕生することが期待されています。
稽古の様子
本作の特徴であるワンシチュエーションコメディにおいては、キャストたちがセリフや動きのタイミングを細部にわたって確認し合っています。演出を手掛ける林氏が自身で演じながらキャラクターの心情を伝える姿が印象的です。今江演じるエリックは、誠実な見た目とは裏腹に、多くの嘘を重ね、周囲を巻き込みながらもピンチに陥ります。このキャラクターの演じ方は、彼自身のコメディセンスを強く表しています。
松本はエリックの嘘に振り回されるノーマン役を担当し、その苦労をチャーミングに描写。古畑はエリックの妻リンダの戸惑いや怒りを適切に表現し、各キャラクターの個性がきちんと作品に反映されています。稽古に参加している他のキャスト、佐藤、田野、我、栗原、清水もそれぞれ多彩なキャラクターを演じており、違ったテンションやリズム感が生まれることで、舞台上の空気が一層楽しくなっています。
キャストの意気込み
稽古後にキャストたちが見せた手応えや思いはとても前向きでした。今江は「エリックは物語を引っ張る重要な役割なので、責任を感じつつもやりがいを感じています。2025年最初の舞台を楽しみたいです」と意気込みを語りました。松本は「まだ手応えは乏しいですが、稽古5日で通しができたのは大きな進展です」と話しました。
また、古畑は「稽古の段階から他のキャストの芝居が面白くて、見るたびに笑ってしまいます。お客様がどういう反応をするのか楽しみです」と期待を寄せました。佐藤は「僕のキャラクターは最もまともだと思うので、共感してもらえたら嬉しいです」と話し、栗原は「多様なキャリアの方々と共演できるのは貴重な経験です」と笑顔を見せました。
我は「台本自体が面白いので、そのニュアンスを表現しきれたらと思います」と意気込み、田野も「誰かのために真剣に芝居をすることを忘れず、感情を大切にしていきたい」と語ります。清水は「4回目の出演ですが、一番クオリティが高くなる予感がします」と話し、演出の林氏は「高いモチベーションを持ったキャストが集まり、丁寧に作り上げていきたい」と自信を見せました。
公演情報
- - 東京公演: あうるすぽっと 2月6日(木)~9日(日)
- - 名古屋公演: 名古屋市中川文化小劇場 2月14日(金)~16日(日)
- - 大阪公演: 松下IMPホール 3月8日(土)~9日(日)
脚本はマイケル・クルーニー、翻訳は小田島恒志、演出は林明寛が担当します。チケットは事前購入が9,500円、当日販売は9,800円ですが、プレビュー公演は4,800円となっています。観客が笑い溢れる瞬間を期待できるこの舞台、ぜひ観に行きたいですね。